キトサン農業資材としての必要性とその効果

キトサン資材の必要性
農業分野でのキトサンとは……

キトサンは甲殻類(主にカニ殻)を精製抽出した天然物質です。
肥料でも農薬でもありませんが、自然界では大変重要な役割をしています。

元々動植物の大半はキチン質を持ち合わせていませんし、生成することも出来ませんが、細胞活性や障害阻害に対して非常に有効作用をおよぼすことが研究結果として発表されています。

土に農薬や化学肥料を使用する以前は、このキチン質やキトサンが大地に豊富に含まれていました。
このキチン質は、昆虫・甲殻類に多く含まれています。

しかし、農薬の大量使用により昆虫類が激減ししている現代では、それに伴い大地のキチン質・キトサンも激減しているために強制的にキトサンを使用することが必要となってきています。

JAS法に言われる減農薬・無農薬有機栽培は言うまでもなく、今後の環境保全と安全な農作物の生産には欠かせない物質です。
土中における悪玉菌の増殖を阻害し、有効放線菌の増殖効果
キトサンは分子中に遊離アミノ基が存在します。
このアミノ基は悪玉菌(フリザリウム菌等の糸状菌)の細胞壁上に存在する酸性基(カノレボキシノレ基等)にイオン結合して病原菌の動きを止め、その増殖を阻害します。

一方キチナーゼを菌対外へ分泌し、細胞膜にアミノ基を多く持つ善玉菌(放線菌)が多くなります。
特にこの放線菌は、キチン質(キトサン)を餌として増殖します。反面、農薬や殺虫剤等を多量使用することで、有用土微生物の増殖に伴い、有機物・肥料の分解をし、植物に吸収しやすい状態にしたり、土壌に蓄積した塩類の無害化などの効果を引き出します。

これらのことから、植物にとって大事なタンパク合成や発芽初根に必要な栄養成分の吸収に大変良好な土壌となります。
植物の能力を利用した病虫害に対する予防効果
植物はキチン質を含みませんが、これを分解する酵素であるキチナーゼを細胞外に分泌しています。
害虫や病原菌が接触すると病気になることを細胞自身が防ぐためにキチナーゼを紬胞外に分泌します。

一方で昆虫死骸キチン質は、土中の善玉菌から分泌されるキチナーゼやキトサナーゼにより分解され、生成されるオリゴ糖は雨水などにより植物の根に接触します。

このようなキチン質(キトサン)は、植物組織細胞の細胞壁を通って細胞膜上の特異タンパク質に結合します。
またその情報信号が細胞の核DNAに伝達され、休眠中のDNAが刺激され、MRNA・RNA・タンパク質の合成が高まります。

これらのことにより、キチナーゼ、ファイトアレキシン等の植物酵素、ホルモン類の大量生成に伴う病虫害予防効果を引き出し、根を伸ばす活力増強効果が期待されます。
植物の生育促進
植物は、根や葉面から分解糖やアミノ酸を生成することで活性化します。

キトサンを使用することで、結果として植物酵素、ホノレモンの大量分泌がされることにより、根を伸ぱす活力増強作用となり、肥料や他資材と同時に施肥するとリン酸分やカノレシウム分を含むミネラル分を吸収促進し、植物に良い影響を与え、植物細胞の活一性を伴う結果として、発芽率や総収穫量の増加、硝酸態窒素の軽減された味、質の良い作物が期待できます。
又、収穫後の目持ち効果も期待できます。
キトサンは、植物の活力剤です

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