現在、私達の周りでは様々な環境問題が叫ばれています。
地球的視野で見れぱ、C02の増加による温暖化現象、オゾンホール、エネルギー間題、海洋汚染、生態系の変化など、そして私達の身近なところでは、ゴミ間題、環境ホルモン、農薬や食品添加物、電磁波など挙げればきりがありません。
今、日本では様々な形で環境問題への取り組みがなされています。
そして、今や多くの企業も真剣に取り組まざるをえないような状況にまでなっています。
コンビニの袋もほとんどのものが、「焼却しても有毒ガスを発生しません」と書かれるようになりました。
エコという言葉も頻繁に耳にするようになりましたし、「環境間題に取り組んでいます」、といったイメージCMも目につきます。
こういった状況を見ていると、環境間題というのは私達が考えている以上に深刻なものではないかという気がしてきます。
地球というこの惑星は約45億年前に誕生したといわれています。
考えてみれば、それ以来、あらゆる物質はこの星の上で循環をし、バランスを取ってきているわけです。
例えば、水について考えてみれば判りやすいと思います。
海の水が蒸発し、雲になり陸地に雨となり降り注ぎます。
それはやがて河川に流れ込み、その水を私達人間も含めて、多くの生命体が利用し、水は海へと帰っていきます。
これと同じようにあらゆる物質が循環をしているおかげでこんなにも長い間地球という星は存在できているわけです。
ところが、人間という生物がその知性を活かしてこれまで自然界には存在しなかった数多くの物質を作り出してきました。
これは簡単には自然界の循環(サイクル)の中には入っていってくれません。
そしてまた、資源の乱獲などによって自然がもたらす変化以上のものを自然界に与えてきています。
このことから考えてみると、地球自体が持っているバランス保持機構に微妙な狂いが生じてきても致し方の無いことだと思います。
このバランスの崩れこそが環境間題ではないでしょうか。
一方、私達の身体に目を向けてみても同じことがいえます。
人体にはホメオスタシスと呼ばれる生体保持機構があります。
特に免疫機構はその中でも重要な働きをしています。
そして人間には自然治癒力といったものが備わっています。
現在の医学、薬学といったものはその働きを補助しているものといえるかも知れません。
人間は元来このように、身体を守るように上手にバランスを取っています。ところが、現状を見ていると病気にかかる方は年々増加しています。
脳血管障害、心臓病、悪性腫瘍、糖尿病、アトピー性皮膚炎や花粉症、罹患率が低下したという話は聞きません。
これは、私達の身体の中の細胞がそれぞれの働きができなくなっているからではないかと考えられます。
細胞の働きを邪魔するような物質が身体の中に入り込んでいるからではないでしょうか。
細胞が本来の働きができなくなってしまった時、人間は病気になってしまいます。
これもやはり、バランスの崩れと見ることができるのではないでしょうか。
ここで、キトサンの登場です。
人体においてのバランスを取り戻してくれるもの、それがキトサンです。
身体に備わった様々な機能を正常に働かせてくれるものです。
ですから、何に効くとか、何処に効くといったことが言えないものなのです(当然、食品であるということから考えても法律的に言えませんが)。
キトサンの素晴らしさは、このバランスを取ってくれるものとして、自然界全体にも当てはめることができるということです。
自然界のバランスの崩れ(環境問題)を正常化してくれるバイオマス(生物資源)ということができます。
そして、考えてみて下さい。
長い間、自然界も人間の身体も上手にバランスが取れていたということを…。
そのことから考えてみると、自然界においても私達の身体においてもキトサンというものが存在していたのではないか、ということは容易に想像がつくと思います。
そしてキトサン循環(サイクル)とでも言えるようなものが存在していたのではないかという気がしてきます。
確かに、昔はキトサンがたくさん自然界に存在していたと考えられます。
何からの恩恵かというと実は昆虫類です。
といっても直接に食する習慣は一般的ではありません。昆虫は土から生まれ土に帰っていきます。
そして、土の中で分解されてキトサンに変わっていくのです。
そこで、栽培された農作物を食したり、その層を通った水を飲んだりしていました。
皆さんもよく口にされると思いますが、昔の人間は抵抗力があったなどといいます。
比較して、現代人は弱くなってしまったといいます。
最近になって花粉症になったとか、風邪をひきやすくなったとかよく耳にする話ではないでしょうか?
免疫という部分に目をむけてみれば、今その免疫機構が正常に働かなくなってしまっているのではないでしょうか。
今では、昆虫の数がめっきり少なくなっています。
皆さんも子供の頃に見たトンボやバッタ、最近見かけないなあと思いませんか?
昆虫の数は、多かった時期からみると、50分の1になってしまったとも言います。
これは、農薬をはじめとする様々な化学物質が自然界に垂れ流されているからです。
知らず知らずのうちに、私達の身近に存在していた一つのサイクルがうまく循環しなくなりつつあるのです。
バランス剤、キトサンの循環が断ち切られようとしている現在。
そういった意味で、自然界のバランスを取り戻す為に、人体のバランスを取り戻す為に、この水溶性キトサンを更に大きく広めていかなくてはなりません。
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